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ペラを岩場に当てた後、シフトしても前後進しなくなったので見てほしい。 と連絡を受け、後日点検に。
現場に着きロワケースを見るとペラの一枚が欠損していたので、早速シフトしてペラを手で回すと何の抵抗も無く空回りする。ラバーブッシュハブが滑った程度の軽さではないので、外して持ち帰ることに。
ロワケースを分解して見ると。 ピニオンギヤがこの通り。
ドライブシャフトはスプラインが変形。
プロペラシャフトはフォワードギヤ支持部で0,18mmの曲がり。
フォワードギヤも当然この様な欠けが数箇所。
更に、ケーシング側面にヘアラインクラックが見つかりこれは溶接で対応。
ロワケース内を洗浄し、これらの部品を交換・組立し、取り付け。 後日、オーナーが試運転に行くとの事で修理完了。
よく慣れた場所、経験豊富な方でもあたる時はあたるもの。しようがないとは言え 修理費が高くつくのでご注意を・・・ |